2012年厳島神社・桃花祭 御神能 能・喜多流『楊貴妃(ようきひ)』

2012年厳島神社で開催された桃花祭・御神能の第3幕  喜多流『楊貴妃(ようきひ)』のご紹介です。


●楊貴妃(ようきひ)

唐の玄宗皇帝は、こよなく愛する楊貴妃を安史の乱の際、馬嵬が原で殺され、
悲 しみの余り、神仙の術を会得した呪術師の方士に楊貴妃の魂を探させます。
命を受けた方士は、天上界から黄泉の国まで訪ね探しました。
最後にたどりついた常世の国の蓬莱宮の島で、太真殿という御殿に玉妃という
人がいるという噂を聞き、 その建物を訪ねます。
すると、建物の中から、昔を偲ぶ詠嘆の声がもれてきました。
方士は声の主に楊貴妃没後の玄宗の嘆きを伝えました。
声の主は私は楊貴妃であると答え、方士に玄宗皇帝と誓い合った時のことを
語りだしました。
自分はもとといえば天上界の仙女であり、仮の姿として人間界に生まれ、
そして皇帝に召され契りを結んだの…と。昔と変わらぬたとえようもない美しい
楊貴妃に、確かに出会えた証にと、形見の品・玉の叙(か んざし)を貰い受けます。
さらに方士は楊貴妃に、玄宗皇帝と誓い合った言葉を聞かせて欲しいと頼むので
した。
  天に在らば願わくは比翼の鳥とならん 地に在らば願わくは連理の枝とならん 
これは、皇帝と楊貴妃が七夕の夜に、変わることのない愛を誓い合った言葉でした。
身の上について語り聞かすと、舞を舞って、形見の品を持って帰る方士を一人
寂しく見送りました。



        ■「楊貴妃」

         堀野良男(シテ)
         飯冨雅介(ワキ)


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次回は、第4幕 「枕慈童」です。

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