『大蛇』おろち 石見神楽・後野神楽社中 鏡山天満宮奉納神楽End 出雲神話スサノオ

最近、古事記や日本書紀の出雲の神々の物語り’神話’が、よくテレビなどで紹介されています。
今回は、後野社中さんの「大蛇退治」伝説のご紹介です。石見神楽演目の中で、一番最後に奉納されるのが、この物語りの神楽です。
これまでも当Blogでも再三さんざんご紹介していますが、今回しつこくまた改めて…

天照大御神の弟、須佐之男命は数々の悪行により高天原を追放されました。(このとき、弟の悪行に怒って洞窟に隠れ世の中が真っ暗になった太陽神・天照大御神の物語りがご存知’天の岩戸’伝説です)
須佐之男命は中国大陸、新羅を徘徊した後、出雲の国は簸川(ヒカワ・斐の川・斐伊川)にさしかかると、川上から箸が流れてくるのを見つけました。人がいることに気づいた命は、歩みを進めると、やがて嘆き悲しむ老夫婦と若い姫に出会いました。名を聞くと、お爺さんは足名椎(あしなづち)、お婆さんの名を手名椎(てなづち)、娘の名は稲田姫といいました。泣いている訳を尋ねると、足名椎がこう答えました。
「この辺りには八つの頭と尻尾をもった大蛇が住んでいます。私には8人の娘がいたのですが、毎年現れては一人ずつ生贄にさらっていくのです。この7年間で7人がさらわれ、残るここにいる最後の娘、稲田姫も今年大蛇にさらわれるので、こうして3人で嘆いているのです。」
須佐之男命は、足名椎に、自分の身分をあかし、稲田姫を私にください、そうすれば私が大蛇を退治してみせます、と姫と交換条件で大蛇を退治する約束をとりつけました。

命は一計を案じ、大蛇に酒を飲ませ眠ったところを退治する計画を練りました。命は、老夫婦に酒樽を用意させ、体が痺れる木の実を混ぜ毒酒を作らせます。
そこに、大蛇が現われ大暴れした後、用意された酒樽をみんなで飲み干します。毒酒を飲み酔い伏したところを、命は十束剣(とつかのつるぎ)でつぎつぎ首を刎ねていきます。
一番最後の母大蛇を退治したところ、尻尾の中に硬いものを見つけました。この時、大蛇の尾から出た剣は『「天村雲剣(あめのむらくものつるぎ)後に「草薙の剣」』と名付け、その後天照大御神に捧げられました。後にこの刀は、三種の神器のひとつとなり熱田神宮に祀られます。さらにその後草薙の剣は、壇ノ浦の戦いで平家と共に沈んでしまったというふうに今に伝わっています。
須佐之男命は助けた娘、奇稲田姫と結婚し、新居を造るべき土地を出雲で探し、出雲の須賀の地が気に入ったので、そこに宮(須賀神社)を建てて、老夫婦も呼んでいっしょに幸せに暮らしました。
そのときに詠んだ歌が、皆様よくご存知の…
 
      八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣作る その八重垣を




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       「大蛇」



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                         ●須佐之男命登場!
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                          ●稲田姫

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                          ●手名椎

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                    大蛇登場


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社中の皆様、大変お疲れさまでした。
そうして、有難うございました。無料で拝見でき撮影もさせていただき、感謝です。

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        付録
  
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                       ●稲田姫

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                       ●須佐之男命 
                                     お疲れ様でした。

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    本場、石見の鏡山で行われた、石見神楽「後野神楽社中」さんの奉納神楽を、途中はさんで、
     シリーズでご紹介しました。
    暗がりの山の天神さんの舞台、満足な照明が望めず、シャッター速度が遅く、高感度撮影の
     為、色合いがおかしい画像になってしまいました。
    最後までお付き合いいただき、有難うございました。
     次回は、そろそろ、庭の皐月のご紹介カナ?

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この記事へのコメント

熱処理プレス
2012年11月05日 20:19
 島根県安来市に巨大な工場を構える日立金属が開発した新型工具鋼 SLD-MAGIC(S-MAGIC)は微量な有機物の表面吸着により、金属では不可能といわれていた自己潤滑性能を実現した。この有機物の種類は広範囲で生物系から鉱物油に至る広い範囲で駆動するトライボケミカル反応を誘導する合金設計となっている。潤滑機械の設計思想を根本から変える革命というものもある。
 このトライボケミカル反応にもノーベル物理学賞で有名になったグラフェン構造になるようになる機構らしいが応用化の速度にはインパクトがある。

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